< ダイハツ ミラ ウォークスルーバン 補助席の修理 >


< 補助席の修理 > 「2006年3月4日」
 ・ダイハツ ミラ ウォークスルーバンの補助席を修理しました。

<コメント>
 ・ダイハツ ミラ ウォークスルーバンの補助席の底板は割れていることが多いのでお乗りの方は要チェックです。
  ちなみに補助席を修理するのはこれで2回目です。
  1回目は1号車のウォークスルーバンで、補助席にひざを付いて後ろの荷物を取ろうとしたら割れてしまいました。
  おそらく補助席の底板が割れている場合は、ほとんどこのパターンだと思います。
  このようにすると後ろの荷物が取りやすいですし、また力が一点に集中して割れやすいようなので...。
  2号車は購入した時から割れていました。
  そのため今回修理することにしました。
  修理する時の注意点は割れてしまった板より厚い板を使用することです。
  同じ厚さでもかまいませんが、きっとまた割れてしまうと思います。
  今回はあまっていた合板と前回修理した時にあまっていたスプレーのりを使用したので、
  お金もかからず修理することが出来ました。

  (^o^)/


<使用工具>
 ・レンチ(10ミリ、12ミリ)
 ・プラスドライバー
 ・ペンチなど
 ・ナイフなど
 ・ハンマ(ピンを抜くのに必要な場合あり)
 ・ジグソー(ノコギリでも代用可能)
 ・ヤスリ
 ・ウエス(結構汚れています。)


<使用部品>
 ・合板(9ミリ)
 ・スプレーのり(シート補修用)




   <説明>


@ 補助席
MIRA2_SEIBI_20060304_01


 @ これがウォークスルーバンの補助席です。
      まず補助席を固定している4本のネジを外します。


A 補助席の分解前
MIRA2_SEIBI_20060304_02



 A−a 背もたれを固定している2本のネジ(青い丸の所)を外します。

 A−b 補助席の足を固定している2本のピンをEリング(赤い丸の所)を外してから抜きとり
      シート脇のネジ(赤い丸の所)を1本外します。

 A−c シート生地を固定している針金の留め金具(黄色い丸の所)をペンチなどを使用して
      外します。


B 補助席
MIRA2_SEIBI_20060304_03


 B シート脇に付いている小さい金具を固定しているネジ2本を外します。(黄色い丸の所)



C シート生地を
剥がしている所
MIRA2_SEIBI_20060304_04




 C シート生地を丁寧に抜き取ります。
    足の付け根の部分は、ある程度たるんでくるまで抜き取れません。
    写真のようになるまで慎重に行います。
    足の付け根の部分をクリア出来れば、あとは比較的スムーズに外すことが出来ます。



D シート生地を
剥がし終わった所
MIRA2_SEIBI_20060304_05




 D やっとシート生地を外すことが出来ました。




E 底板を止めているビス
MIRA2_SEIBI_20060304_06




 E シートの底板は2本のビス(赤い丸の所)で止まっているので、それを外します。




F 割れた底板
MIRA2_SEIBI_20060304_07




 F 完璧に底板が割れています。



G クッションを
剥がしている所
MIRA2_SEIBI_20060304_08



 G 底板とクッションのウレタンをナイフなどを使用してはがします。



H クッションを剥がした後
MIRA2_SEIBI_20060304_09



 H どうにかバラバラにすることが出来ました。



I 底板の形取り
MIRA2_SEIBI_20060304_10




 I 外した底板から合板に形を書き写し、ジグソーなどでカット後カット面をヤスリで整えます。
    今回は板の厚さ9ミリの厚いものに変更することで、大幅な強度アップを図りました。
    あとネジ穴も忘れずに開けます。
    今回は板の厚さを変更しているのでネジ穴の部分はホルソーを使用し
    2段に段差を付けることでもともと付いていたビスを使用出来るように加工しました。
    ビスを長い物に変更しても良いのですがビスが余っても無駄ですし
    手持ちの工具で比較的簡単に対応出来たのでこのような対応をとりました。
    わざわざビスを買いに行くのも面倒ですしね。(^^;)



J 制作した底板
MIRA2_SEIBI_20060304_11



 J 完成した底板とクッションのウレタンをシート用のスプレーのりで接着すればOKです。
    あとは逆の手順で補助席を組み上げてウォークスルーバンに取り付ければ完成です。





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